自賠責保険

交通事故の示談書

事故の表示

  1. 事故の日時
  2. 事故の発生地
  3. 被害者、加害者の氏名
  4. 被害、加害車両の表示(車の登録番号、車種形式、所有者の氏名)
  5. 負傷や物損などの被害状況
  6. 事故の発生した状況
示談の条件
  1. 傷害事故~治療費 交通費 休業補償 慰謝料
  2. 物損事故~車の修理費、車が使えなかった期間の営業補償や新車の買い換え費用
  3. 支払いの時期、方法~何月何日までに支払うのか(期日)、一括払いか分割払又は持参か振り込みか
  4. 支払いが受けられなかったときのため、「過怠約款」を入れる
  5. 連帯保証人が必要な場合は、その氏名
示談が成立しなかった場合
  1. 簡易裁判所に民事調停を申立てる~専門の調停委員が間に入り、公平な立場から話をまとめてくれる。
  2. または被害者の住所地・事故現場、加害者の住所地を管轄する裁判所に訴訟
  3. 30万円以下の損害賠償を求めるときは~簡易裁判所 少額訴訟
  4. 90万円以下の損害賠償を求めるときは~簡易裁判所 通常訴訟
  5. 90万円以上の損害賠償を求めるときは~地方裁判所

賠償賠償額全般の調査

物損事故の場合

  • 修理が可能な場合
  • 営業補償(休車代、代車費用など車が使えなかった間の補償)
  • 車の買い換え費用(全損の場合)
傷害事故の場合
  • 積極損害(治療費、入院費、交通費など実際に支出した費用)
  • 消極損害(会社を休んだり、後遺症のために働けなくなった分の損害)
  • 入通院慰謝料(後遺症や傷害等による精神的、肉体的苦痛に対する損害賠償)

リスク細分型

人身事故に関して、後遺障害分を含め一切解決する場合の示談書見本・サンプル 例


作成日:20**.*.**
示談書
□□□を甲、△△△を乙、○○○を丙として、下記事故による甲の負傷に関する損害賠償について次の通り示談する。
( 事故の表示 )

日時:平成×年×月×日 午前・午後×時×分頃
場所:××県××市××町××丁目××番地付近
態様:乙運転、丙所有車(登録番号×××)が道路横断中の甲に衝突したもの。
( 示談条項 )
  1. 乙丙は連帯して甲に対し、本件交通事故による甲の負傷に関する一切の損害賠償として、既払金のほかに金××××円の支払義務があることを認め、これを平成 ○○年 ○○月 ○○日までに甲の指定する下記口座に振り込んで支払う。

    銀行(支店名) ×××銀行××支店 口座の種類 普通・当座
    名義人 ○○○口座番号 ×××××××

  2. 上記により本件交通事故による甲の負傷に関する損害賠償は後遺障害分も含め一切解決ずみとし、今後甲もしくはその関係者は、乙、丙もしくはその関係者に対し、名目のいかんを問わず何の請求もしない。
平成××年××月××日

当事者甲 □□□署名捺印
当事者乙 △△△署名捺印
当事者丙 ○○○署名捺印

リスク細分型

物損事故に関しての一般例


作成日:20**.*.**
示談書
□□□を甲、△△△を乙、○○○を丙として、下記事故による甲の負傷に関する損害賠償について次の通り示談する。
( 事故の表示 )

日時:平成×年×月×日 午前・午後×時×分頃
場所:××県××市××町××丁目××番地付近
態様:乙運転、丙所有車(登録番号×××)が道路横断中の甲に衝突したもの。
( 示談条項 )
  1. 丙は甲に対し、本件事故による甲車破損に関する一切の損害賠償として、修理費用金××××円を修理工場に直接支払うほかに金××××円の支払義務があることを認め、これを平成○○年○○月○○日までに甲の指定する下記口座に振り込んで支払う。

    銀行(支店名) ×××銀行××支店 口座の種類 普通・当座
    名義人 ○○○口座番号 ×××××××

  2. 上記により本件交通事故による甲車破損に関する損害賠償は一切解決ずみとし、今後甲もしくはその関係者は、乙、丙もしくはその関係者に対し、名目のいかんを問わず何の請求もしない。
平成××年××月××日

当事者甲 □□□署名捺印
当事者乙 △△△署名捺印
当事者丙 ○○○署名捺印