自賠責保険

自動車購入時に考えなくてはいけない税金には、自動車税自動車取得税自動車重量税の3つが挙げられます。まずはその中でも自動車取得税についてご説明します。

自動車取得税の税率一覧

自動車取得税は、購入した車が自家用か営業用か、バスかトラックかなどによって変わります。ちょっと変わっているのは、プリウスなどのハイブリッド車は自動車取得税の税制では優遇されている点でしょう。以下は、自動車取得税の税率、金額一覧です。

区分 自家用自動車 営業用自動車
軽自動車
下記A、Bを除く自動車 5% 3%
A 電気自動車、天然ガス自動車、メタノール自動車 2.3% 0.3%
B ハイブリッド自動車 バス、トラック 2.3% 0.3%
バス、トラック以外 2.8% 0.8%

出典:ホンダ クルマの購入お役立ちガイド

例えば、自動車取得税を算出してみると、一般の人が100万円の乗用車を新車で買った場合、税率は5%になるので、5万円が自動車取得税ということになります。消費税だけでもいいじゃねえかと毒づきたくなりますね。
ですが、これが中古車となると話は変わってきて、時間の経過に合わせて自動車取得税を割り出す際に必要な取得価格の算出方法が異なります。それがどんな感じかというと、こんな感じです。
新車を1.00として考えると、以下のようになるそうです。 残価率表

1年経過 0.681
1.5年経過 0.561
2年経過 0.464
2.5年経過 0.382
3年経過 0.316
3.5年経過 0.261
4年経過 0.215
4.5年経過 0.177
5年経過 0.146
5.5年経過 0.121
6年経過 0.1

スカイラインのR34など、5年以上前の車でも中古車で300万以上するケースがありますが、例えば、新車価格が300万の5年落ち中古車を買う場合は、3,000,000×0.146=438,000 というわけで、43万8千円が自動車の車両料金として計算されます。というわけで、支払う自動車取得税はその5%、=21,900円となるわけです。むー、新車と中古車では、自動車取得税がえらく違いますね。

ポイント!
自動車購入時には販売店やディーラーの契約している保険会社との契約をまず第一に勧められますが、こちらの値段は結構割高です。かと言って、1社1社別々に見積もりを取るのは面倒なので、自動車保険の一括見積もりサービスなどを利用すると比較的安い保険を見つけることができるでしょう。